メルカリとPayPayフリマの2社を比べてみた!

副業

オンラインフリマで不用品を売ったり、中古品を買ったりする方が多いと思いますが、

どのサイトがいいか迷った経験はありませんか?

メルカリとPayPayフリマで不用品を売ってきた経験をもとに、

それぞれの特徴を徹底的に比較してみました!

前提

小型商品(A4サイズ、3〜4センチ以内のもの)の売買をメインとした観点でまとめました!

私は本や衣類の取引経験が豊富です!

 

結論

・売るときは、PayPayフリマがおすすめ。
・買うときは、メルカリの方が安く買える可能性が高い。
・本など検索しやすいものはPayPayフリマで売る。
・衣類などジャンキーなものはメルカリで売る。
・とにかく早く売り切りたい時はメルカリに相場以下で出品する。

比較表

メルカリ PayPayフリマ
ユーザー数 多い 少ない(所感ではメルカリの10分の1程度)
売れやすさ 閲覧数が多く、ジャンキーなものも売れやすい 本などの検索しやすいものは売れやすい(衣類などは売れるまで時間がかかる、売れにくい)
売れるまでの時間 速い 時間がかかる
販売手数料 10% 5%
発送方法の変更 匿名配送のほか、郵便やレターパックなども利用可能 匿名配送のみ
匿名配送の送料 高い 安い
手残り金 手数料・送料が高く、手残り金が少ない 手数料・送料が安いため手残り金が多い
質問や価格交渉のやり方 すべてコメント欄(全ユーザーに公開) 価格交渉は価格の相談フォーム、ほか質問は商品への質問フォームから(他ユーザーは内容閲覧不可)
値下げ交渉 コメントでのやりとり 価格交渉専用フォームで機械的
お得イベント ハッピーアワー(出品した商品が定められた期間内に売れれば手数料5%還元) クーポン配布が多い(購入時の割引が多い)
価格コントロールのしやすさ 競合が多く難しい(相場がすでに決まっている場合が多い) 競合出品者が少なく、コントロールしう安いものも多い(同じ商品がまだ出品されていない場合がある)
再出品の必要性 出品数が多いため、定期的に掲載削除・再出品をしないと埋もれてしまう 競合が少ないため、再出品の必要性は低い
商品紹介動画 できない できる
売れた後の発送方法の変更 できる できない

 

市場規模の比較

ユーザー数

それぞれ、2022年10月時点のデータによると、

メルカリは累計利用者数は約4,800万人、月間利用者数が2,075万人を突破。

PayPayフリマは累計ダウンロード数が1,500万件と発表されています。

単純比較は難しいですが、メルカリの方が圧倒的にユーザー数は多いことは明らかです。

個人的な感覚ですが、閲覧数はメルカリがPayPayフリマよりも3〜5倍くらい多いように感じます。

 

売れやすさ

ユーザー数が多いため、メルカリの方がどんなものも売れやすいです。

特に、衣類や雑貨など、同じ商品が少ない、検索が難しいものほど

メルカリの方が閲覧数が多く売れやすいです。

 

売れるまでの時間

設定価格にもよりますが、メルカリの方がユーザー数が多く売れるまでの時間が短いです。

メルカリでは、相場より少し安く出品すると数分で売れることもあります。

引っ越しなどで時間がない時はメルカリでの取引がおすすめです。

とはいえ、相場から大きく外れた高値で出品するとなかなか売れず、

他商品に埋もれてしまったりすることもあるため、注意が必要です。

 

売上金

販売手数料

販売手数料とは、

出品した商品が売れた時に運営会社に差し引かれる手数料です。

メルカリは売上の10%、PayPayフリマは売上の5%です。(ちなみにラクマは6%)

手数料の安さは、最終的に手元に残るお金に直結します。

 

発送方法

メルカリ・PayPayフリマともに、

出品者と購入者がお互いの個人情報やり取りすることなく取引できます。

これを匿名配送といいます。

匿名配送の方法としては、以下の方法が利用できます。

ヤマト運輸→ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便、

日本郵便 →ゆうパケット・ゆうパケットポスト

      ・ゆうパック・ゆうパケットプラス(メルカリのみ)

メルカリは匿名配送以外に、郵便やクリックポストなど

出品者が購入者の宛名を記載して発送することも可能です。

PayPayフリマはすべて匿名配送でのやり取りになリます。

 

匿名配送の送料

以下表のとおりです。

同じ発送方法を比べると、PayPayフリマの方が安く発送できます。

普通郵便など、個人情報のやり取りをする場合はこれに限りませんが、

基本的にはPayPayフリマの方がお得に発送できると言えるでしょう。

メルカリ PayPayフリマ
ヤマト運輸 ネコポス 210円 170円
宅急便コンパクト 450円(専用BOX70円) 380円(専用BOX70円)
宅急便 60サイズ 750円 700円
80サイズ 850円 800円
100サイズ 1,050円 1,000円
日本郵便 ゆうパケット 230円 175円
ゆうパケットポスト 215円(専用箱65円) 175円(専用箱65円)
ゆうパケットプラス 455円(専用箱65円) 取扱なし
ゆうパック 60サイズ 770円 700円
80サイズ 870円 800円
100サイズ 1,070円 1,000円

手残り金

PayPayフリマはメルカリより販売手数料・送料が安いため、

売れるまでの時間はかかるものの、メルカリと同じ価格で売った場合でも残金が多く残ります。

 

例)1,000円の商品を売って、ネコポスで発送する場合
メルカリ

商品価格1,000円 ー 販売手数料100円(商品価格の10%) ー 送料210円

= 手残り金690円

PayPayフリマ

商品価格1,000円 ー 販売手数料  50円(商品価格の5%) ー 送料170円

= 手残り金780円

1,000円のものを売っても、90円(売上の9%)もの差が出ます。

時間に余裕があるときは、PayPayフリマへ出品する方がお得に売買できます。

 

質問や価格交渉

質問や価格交渉のやり方

メルカリは商品ページのコメント欄でやりとりします。

値下げ交渉や商品の細かい質問などもすべてコメント欄でやりとりします。

PayPayフリマは、値段交渉が機械化されており、

商品の質問とは切り離されたフォームになっています。

相談する金額も他ユーザーには公開されず、出品者と購入希望者のみ閲覧可能。

交渉価格が出品者に承認された場合も、

他ユーザーに見えるところに交渉金額は表示されません。

 

値下げ交渉の頻度

メルカリはユーザーが多く、競争が激しいため、値下げ交渉が多い印象です。

しかし、PayPayフリマと違いコメントでのやりとりとなるため、

交渉の仕方によっては受け入れてもらえる可能性も高いと感じます。

言葉使いなどで、出品者へ与える印象が交渉の成功に影響するため、

響値引きをお願いする際も丁寧な対応が重要となります。

 

その他の比較

お得イベント

メルカリ ハッピーアワー(出品者向け)

イベント開催中にエントリー&出品をして、期間内(およそ1週間以内)に売れれば、

販売手数料の50%が還元されるイベントです。

通常販売手数料は10%のため、販売手数料として10%引かれたのち、

還元日に5%分まとめて戻ってきます。

複数商品が売れた場合は、1商品当たりいくら還元されたかは記載されておらず、

少しわかりにくい仕組みとなっています。

PayPayフリマ とりまフリマ(購入者向け)

金曜〜日曜の購入時に使えるクーポン配布がとても多いです。

週末以外にも対象者限定としてクーポンがもらえる機会は多々あります。

運営会社の『全体のユーザー数を底上げしたい』という狙いを感じます。

今後の規模拡大に期待です!

価格コントロールのしやすさ

メルカリは同じ商品や似た商品の出品がすでに出品されており、

相場が既に決まっている場合が多く、自分で価格は決めにくいことが多いです。

PayPayフリマは、全体の出品数が少なく、

出品したいものと同じものがまだ出品されていなかったり、

完全に売り切れ状態であるなど、競合が少ないです。

そのため、メルカリの相場より少し高めでも売れることがあります。

手数料や送料も考慮すると、PayPayフリマの方が

最終的に手元に残る金額を多くできる可能性が高いです。

 

再出品の必要性

メルカリはユーザー数が多く、売れやすいことがメリットとお伝えしてしてきましたが、

デメリットもあります。

商品数が多い分、古いものは検索結果の下の方にどんどん埋もれてしまうため、

定期的に出品した商品を削除→再度同じ商品を1から出品する作業が必要になります。

PayPayフリマは検索結果に表示される総数が少ないため、

あまり再出品の必要性は感じていません。

 

売れた後の発送方法の変更

こちらはかなりマニアックな部分ですが、

小さいもので、厚さ3センチを少しだけ超えてしまう時、発送方法の設定がとても重要です。

ネコポスの規定は厚さ3センチまで

ゆうパケットポストの規定はポストに投函可能なこと

ポストの投函口は4センチのため、厚みはゆうパケットポストの方が有利です!

 

送料は若干(メルカリは20円、PayPayフリマは5円)ネコポスの方が安いため、

できればネコポスで発送したいです。

 

メルカリは商品が売れたあとでも、ヤマト運輸⇄日本郵便の変更が可能なため、

梱包後に発送方法を再検討することができます!

PayPayフリマは商品が売れたあとの変更はできないため、

出品前にあらかじめ梱包時のサイズを予想して、発送方法を決めておきましょう。

予想外の発送サイズ変更を避けることができます。

⚠️ネコポスで送れない場合、ヤマト運輸の次のサイズは宅急便コンパクト。

送料450円+専用箱70円となり、送料がかなり高くなってしまいます。

 

最後に

時間がかかっても手元にお金を多く残したい時はPayPayフリマ、

とにかく早く売り切りたい時はメルカリがおすすめです!

購入者の立場では、出品者の手元に残る金額は関係ないため、

各サイトの相場を比較して、出品先や購入先を検討してみてください!

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